2012年9月15日から21日にかけてノースカロライナ(アメリカ)にて開催されたIEEE IES (米国電子電気学会産業応用部門)およびIEEE PELS (同パワーエレクトロニクス部門)主催の第4回「IEEE Energy Conversion Congress and Expo (ECCE)」において、工学研究科博士課程(5年一貫制)グリーンシステム創造科学専攻2年梶原一宏さんが"A New Digital Peak Current Mode DC-DC Converter Using FPGA Delay Circuit and Simple A-D Converter"(共著:工学研究科黒川不二雄教授、柴田裕一郎准教授、同博士前期課程総合工学専攻2年山邉芳彦さんおよびNTTファシリティーズ田中徹さん、広瀬圭一さん)と題する論文発表を行い、Best Student Presentation Awardに選出されました。
本賞は、本国際会議のすべての発表(687件)のうち、学生により行われたもの(238件)からきわめて優秀な発表内容本年度は16件について贈られるものです。
2012年12月12日から15日にかけて、フロリダ(アメリカ)で開催された11th International Conference on Machine Learning and Applications(機械学習及びその応用に関する国際会議、米国電気電子学会(IEEE)・Association for Machine Learning and Applications共催)で、工学研究科電気・情報科学部門黒川不二雄教授、丸田英徳助教、同博士前期課程総合工学専攻電気電子工学コース1年の元村正志さんが、"A Novel Neural Network Based Control Method With Adaptive On-line Training for DC-DC Converters"と題する論文発表を行い、Best Special Session Paper Awardを受賞しました。
本賞は、毎年開催される本国際会議のRegular SessionおよびSpecial Session(総数189編)での発表論文の中で特に優秀な論文(各Session毎に1編で合計10編)に対して贈られるものです。
大学院工学研究科電気・情報科学部門電気電子工学分野の黒川教授は,平成23年9月17日から22日にPhoenix Convention Center(米国・アリゾナ州フェニックス)で開催された国際会議「IEEE ECCE(Energy Conversion Congress & Exposition) 2011」において“Honored for contributions to switching power converter control”に対して“Fellow Award”を受賞しました。
この賞は,米国電気電子学会IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)が非常に優れた資質,経験を有し,その分野において著しい貢献をした者に与えられるFellowに対して授与するもので,フェロー審査委員会のメンバーが厳格な審査を行って決める業績表彰のひとつです。Fellowは,推薦によりIEEE役員会が最終的に決定する最高の会員の位で,Voting Member の0.1%というごく限られた人数のみが選考され,本年はパワーエレクトロニクス・ソサイエティでは,世界中でわずか5名にしか授与されませんでした。いったんフェローになれば,生涯を通じてその称号を名乗ることができ,尊敬を受け続けることができます。IEEE関連の各学会で,あるいは同様のジャンルをカバーする国内・外の学会において,IEEEフェローのタイトルを名乗れることは,そのままフェロー自身が重要な存在であることを意味します。
生産科学研究科博士後期課程2年の馬場崎忠利氏と工学部電気電子工学科(生産科学研究科兼任)の黒川不二雄准教授は,”Developing of Higher Voltage Direct-Current Power-Feeding Prototype System”と題する次期情報通信用電源システムに関する研究論文によりIEEE International Telecommunications Energy Conference (INTELEC)から“Outstanding Paper Award(優秀論文賞) ”を平成21年11月24日に受賞しました。
INTELECは,IEEE(米国電気電子学会)が主催する電気電子システム関連の31回目を迎える由緒ある国際会議です。今回は約400件の応募があり,その中から約20カ国より250件弱が採録されました。その中から優秀と認める論文5件に対してこの論文賞が授与されました。
黒川不二雄准教授は、情報メディア基盤センターの情報メディア部門の西田孝洋准教授(医歯薬学総合研究科)、丸田英徳助教、情報基盤部門の鈴木斉講師(経済学部)、情報メディアマネージャーの伊藤潔准教授(医歯薬学総合研究科)、医歯薬学総合研究科の和田光弘准教授と共に、平成20年度全国大学IT活用教育方法研究発表会(主催:社団法人私立大学情報教育協会、後援:文部科学省)において、「系統的な情報処理教育による薬物動態の理解向上の試み」と題する、ITを活用するeラーニング(WebClass)による授業支援や、情報メディア基盤センター端末室を活用した情報処理演習を通じて、学習者の薬物動態への理解度が向上した教育効果に関する研究論文により、平成20年11月25日、私立336大学が所属する社団法人私立大学情報教育協会より論文奨励賞を受賞しました。
なお、本受賞論文は最終段階の査読を受け、当協会の論文誌「IT活用教育方法研究」(平成20年11月発刊号、http://www.juce.jp/LINK/houhou/houtop.htm)に、研究論文として掲載されました。
平成5年から続くこのIT活用教育方法研究発表会は、eラーニングに対する取り組みを扱う学会として注目されており、同賞は文部科学大臣賞、協会賞に次ぐ賞として位置づけられています。本年度は全国から76件の応募があり、書類審査および口頭発表による一次審査により9件が採択され、続く二次審査(論文審査と口頭発表)の結果、特に優秀と認められた論文2編に対して奨励賞が授与されています。今年度の受賞は奨励賞の2件のみであること、また、昨年度までは旧国立大学単独での発表が認められておらず、旧国立大学への門戸が開かれた最初の年での受賞であることから特に意義のあるものといえます。
工学部電気電子工学科の黒川不二雄准教授は,電子情報通信学会通信ソサイエティ英文論文誌編集委員会より感謝状を平成20年6月2日に受賞しました。
長年の編集委員会の運営・編集に関する活動および寄与に対して授与されました。
生産科学研究科博士後期課程2年の松井信正氏と工学部電気電子工学科(生産科学研究科兼任)の黒川不二雄准教授は,”A New Approach of Thermal Power Plant Model Using VVVF Inverter for Accuracy Improvement”と題する火力発電プラントの効率改善のための制御手法に関する研究論文によりInternational Conference on Electrical Machines and Systems (ICEMS)から“Outstanding Paper Award(優秀論文賞) ”を平成19年12月12日に受賞しました。
ICEMSは,韓国,中国および日本の各電気学会,さらにIEEE(米国電気電子学会)が主催する電気電子システム関連の国際会議で,今回は約600件の応募があり,その中から約30カ国より400件弱が採録されました。その中から特に優秀と認める論文に対してこの論文賞が授与されました。