FDTD( Finite Difference Time Domain ;
有限差分時間領域 )法
有限差分時間領域法とは,差分法を時間領域にまで拡張した
ものである.
差分法とは,微分方程式に含まれる導関数(連続値)を差分商
(離散値)で近似し,ある点とその近傍の点における関数値に
関する差分方程式を導き,それを解いて近似値を求める方法で
ある.
ここでは,微分方程式が含まれている
マクスウェル方程式
(電磁界を表す式)を四則演算だけの式に近似し,計算の簡略
化を図っている.